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自動運転技術研究 研究員 平野 寿明|社員紹介|株式会社いすゞ中央研究所

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平野 寿明
Pioneers of Future

自動車事故のない
安心できる社会を目指す

平野 寿明Hirano Toshiaki

自動運転技術研究 研究員

2020年⼊社(新卒採用)

#01

⼊社の動機Reason for Applying

「商用車の安全性について考えたい」という思いが叶う場所

私は学生時代に、運転支援システムを使用するドライバーの、運転への注意力の持続や眠気を減らす方法について研究していました。私がこの研究を選んだ理由は、昔から車は危険な乗り物だと思っていたので、事故を減らすことができる安全な機能を作ることに興味があったからです。

学生時代はドライビングシミュレータを使って実験していたので、就職先では実際の車両を使って実験したいと考え、就職活動を行いました。さらに、トラックやバスは車体が大きく、事故発生時の被害も大きくなるため、商用車を扱っている会社で安全性について考えたいと思いました。そのような中で、同じ大学の卒業生でいすゞ中央研究所(以降は中研)に勤めている研究員の方から中研が社員を募集していると聞き、「私が求めていた場所だ!」と感じることができたため、選考を受けることを決めました。

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#02

業務内容と仕事のやりがいJob Description and Satisfaction

自動運転の性能の評価方法を
探求する過程にやりがいを実感

私の現在の業務は、自動運転の評価に使用する車両の走行シナリオの検討および車両シミュレーションでの実装です。自動運転は最近注目を浴びている分野ですが、現状では安全性や社会受容性に課題があります。適切な走行シナリオを用意することで、自動運転の安全性を担保することができ、さらに、信頼性の高い評価が行われれば、社会受容性の向上にも貢献することができます。

みなさん自身が運転するときのことを想像してみてください。周囲の車や人の行動は複雑であり、時には思いがけない行動をすることもあります。例えば、交差点に2台の車がいるだけでも、その位置や速度などによってさまざまなケースが考えられます。そのため、自動運転の性能を適切に評価するためには、膨大な数の走行シナリオを考慮する必要があります。
このテーマの面白いところは、少ない走行シナリオで効果的に自動運転の性能を評価する方法を考え、チームメンバーと議論しながら答えを見つけることです。どのようにすれば高速かつ正確に評価できるのかを探求する過程は非常に興味深く、やりがいを感じます。

業務内容と仕事のやりがい画像

#03

実現したい未来Hopes to Realize for the Future

車による事故のない安心できる社会を実現するために

今後の目標は、最新の技術動向に注目しながらより良い研究を進めることです。新しい技術に触れることはわくわくするものであり、それを活かして社会に貢献したいと思っています。
私は、車による事故のない安心できる社会を実現したいです。事故を減らすためには、幅広い知識を持ち、課題解決に取り組む必要があります。そのため、目標が達成できるように周囲と協力しながら研究を続けていきたいと思います。

研究所では、テーマメンバーと一緒に研究を行います。私は、コミュニケーションを大事にし、共通の目標に向けて協力し合い、課題に対して多角的な視点から考え、議論を通じて成長できる仲間と一緒に研究したいと思っています。

実現したい未来画像

Oneday Scheduleとある1日の流れ

8:50

スケジュール確認と身の回りの整理、メールの確認

9:30

外部の取組みや効果的な手法の調査を目的に論文調査してまとめる

10:00

自動運転の評価に使うシナリオを検討するために、対象地域の道路特性を調査

11:45

昼食

12:30

自動運転評価用の走行シナリオを、シミュレーションソフトを使って作成

15:00

会議に参加して、1週間の実施内容をテーマメンバーに報告

17:00

明日やることを整理し、スケジュール帳に記載して退勤

Question先輩社員に質問

「いすゞ中央研究所のここが好き」というところを教えてください

新しいことに挑戦しやすいところです。例えば「新テーマ発掘活動」というものがあります。これはテーマ業務とは別に、研究員が社会に必要になるかもしれない技術を発掘する活動です。入社以来、同期と毎年参加しており、自分の専門とは違う分野の研究を行うことで、幅広い知識を得ることができます。

社⾵や社員の⼈柄、制度など、研究者として働きやすいと感じるところを教えてください。

私が仕事をする中でわからないことがあり、研究員や技能員、総務部の方々に質問に行くと、皆さん、私が理解できるまで丁寧に教えてくれます。どんなことでも聞けるという雰囲気があり、非常に働きやすいと感じています。

将来的にどのような研究者になりたいと考えていますか?

近年、技術の進歩も著しく、将来どんな世の中になっているかを想像することはなかなか難しいため、私はどのような状況でも柔軟にスピードを意識して対応できるような研究者になりたいです。

Pioneers of Future社員紹介

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